学校ブログ

心を清らかにする伝統行事「書き初め」

 新しい年の始まりにふさわしい「書き初め会」を開催しました。書き初めは、新しい年の始まりに、心を清らかにする日本の伝統行事です。書く一文字一文字には、今年一年の希望が詰まっています。

 山部っ子は、新年の目標や決意が文字にこもるよう、心を落ち着け、集中して、思いを筆に込めて書くことができました。

冷静に、かつ迅速に・・・ 避難訓練

 本年度3回目となる避難訓練を行いました。今回は火災対応訓練です。避難ルートを確認し、冷静に、かつ迅速に行動することを目標にしました。

 火災などの非常事態が発生した際に自分の身を守るための行動を身に付けることは、とても大切なことです。特に、覚えておいてほしいのは「お・か・し・も」の原則です。これは、避難時に守るべき基本的なルールを示しています。(お: 押さない、か: 駆けない、し: 喋らない、も: 戻らない)

 今日の訓練では、山部っ子が「お・か・し・も」を守り、冷静かつ迅速に避難できたことを大変誇りに思います。

明けましておめでとう山部小学校

 令和7年の学校生活が始まりました。14日間の冬休みを過ごした山部っ子が学校に戻ってきました。新しい年を迎え、新たな決意を胸に、始業式に臨んでいました。

 立哨した交差点では、登校する山部っ子から、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」とあいさつをもらいました。挨拶にはその場その時の、人と人の心のやりとりが含まれていて、あいさつの大切さをあらためて感じました。3学期のスタートに、山部っ子の元気な顔を見ることができてとても嬉しく感じます。

2024年最後の日を迎えた山部小学校

  令和6年度が始まって268日目の12月24日、あっという間に9か月が過ぎて、2学期の終業式となりました。2学期は山部っ子にとって、充実したよい日々となり、思い出がたくさんできました。

 日々の授業では、学習課題と向き合い、これまで学んだことをいかして、自分で解決したり、友達と話し合ったりして、新しい知識や技能を身に付けることができました。考え方も広がり、新しい自分をつくることができました。

 学校行事でも、きまりを守り、責任をもって行動し、目標を達成することができました。さらに、創立150周年記念集会では、形には残りませんが記憶にくっきりと残る最高の発表を完成させることができました。練習を通して、少しずつ、少しずつ団結力を高めていったことも、今では楽しい思い出となって心に刻むことができました。

 何事にも一生懸命に頑張ることの大切さを、山部っ子のみなさんは教えてくれました。生き生きとした姿からたくさんの感動をもらいました。山部っ子のみなさん、ありがとう。

 2025年も、楽しく、元気に、笑顔いっぱいで過ごしましょうね。

しっとりと学びが積み重なる日々

 二学期末を明日に控え、まとめの学習が多い日でした。

 学習を振り返り、各自が知識や技能の定着を図る学習に取り組んでいました。ノートやワークシート、タブレットで補充問題に集中する山部っ子たち、教室は静かでも各自の熱心さが伝わってきます。

 黙っていても、「他のみんなも頑張っている」と肌に感じる一体感が、励ましとなって学びを深めることにつながっていました。

「ピカピカ大作戦」展開中 社会性の伸張

 清掃活動は日本の教育の特徴の一つです。学期末の今は、「ピカピカ大作戦」として、普段では行えないところの清掃にも取り組んでいます。

 清掃活動を通じて、自分たちの環境をきれいに保つ責任感や自己管理能力を身につけることができるとともに、公共の場をきれいに保つことの重要性や社会への貢献意識を高めることができます。

 日々の清掃活動に熱心に取り組む山部っ子は、社会性を自ら育むことができているのです。

少人数を生かした授業 図画工作

 少人数で学習が進む山部小の授業には、「一人一人の学習状況や学習内容の定着状況を的確に把握でき、補充指導や個別指導を含めたきめ細かな指導が行える」というメリットがあります。5・6年生の図工では、さらに「教室が余裕をもって使える」、「教材・教具が一人一人に行き渡る」というメリットが生かされていました。

 自分の思いや願い、発想を形にしようと、山部っ子は豊富な材料を生かし、大きさに縛られないダイナミックな方法で、作品に工夫を凝らしながら制作に取り組んでいました。

主体的な学びを求めて

 生涯にわたって学び続けようとする意思や、どんな困難にも立ち向かえる問題解決力は、変化の激しい社会を生きるために求めらる能力です。それらの能力を育むために、新しい知識を増やす喜びや、ともに学び合う楽しさ、自分の学びや成長を実感できる機会があふれる学校を山部小は目指しています。

 国語の授業の様子です。今日も、山部っ子の一人一人が「自分が主役の授業」に積極的に参加していました。アウトプットする自分の学びに、反応を返してくれる友達の視点や考えを照らし合わせて、学びを深めることができていました。

小規模校における専科授業

 複式学級編成の山部小学校は、個別指導支援の充実が強みですが、2学年の授業を同時に進行するにあたり教師の授業準備・教材研究に多くの時間を必要とします。担任の準備時間を確保するために、体育と音楽、外国語の授業を中学校専科免許をもつ教員が担当しています。

 専科教員の高い指導力が山部っ子の学力向上につながっています。また、専科授業を他教員が参観することで、学校全体の指導力が向上できることも、教育効果の一つとなっています。

 写真は、体育専科授業の様子です。パラリンピック正式種目で有名な「ボッチャ」を先進的に授業に取り入れたり、各自の目標に応じた技のチャレンジを設定したり、互いに学び合う場面を保障したりするなど、児童の主体性を高める授業が展開されていました。

外国語を学ぶ

 外国語の学習は、興味と関心を引き出すことが重要です。楽しいゲームやアクティビティを通して自然に言葉を覚えることができるよう工夫しています。また、日常生活に関連するシチュエーションを取り入れることで、学習内容が実践的になります。写真はクリスマスバージョンになった外国語教室で英語を楽しく学ぶ山部っ子です。AETの先生から一人一人へのクリスマスカードが掲示されています。

 外国語学習の基礎は、正しい発音とリスニング能力の向上です。本日も、短いフレーズを繰り返し発音する練習を取り入れ、正しい発音を身につけるように工夫されていました。