小規模校における専科授業

 複式学級編成の山部小学校は、個別指導支援の充実が強みですが、2学年の授業を同時に進行するにあたり教師の授業準備・教材研究に多くの時間を必要とします。担任の準備時間を確保するために、体育と音楽、外国語の授業を中学校専科免許をもつ教員が担当しています。

 専科教員の高い指導力が山部っ子の学力向上につながっています。また、専科授業を他教員が参観することで、学校全体の指導力が向上できることも、教育効果の一つとなっています。

 写真は、体育専科授業の様子です。パラリンピック正式種目で有名な「ボッチャ」を先進的に授業に取り入れたり、各自の目標に応じた技のチャレンジを設定したり、互いに学び合う場面を保障したりするなど、児童の主体性を高める授業が展開されていました。