2024年10月の記事一覧

発揮できた「よさ」を、自分の「強み」へと高めるために

 小規模校の山部小学校には、「多くの人と関わり多様な見方や考え方に触れる」について課題がありますが、日々の授業において児童一人一人への教師の関わりが充実しているというメリットがあります。

 学力を高める授業では、様々な学習活動の様々な場面で児童が発揮できた「よさ」を教師が瞬時に看取り、一人一人を認め称賛することが大切です。自分では今まで気づかなかった「よさ」を児童が認識できることで、自尊感情や学習意欲が高まり、主体的な姿勢の基となる「強み」を増やしていけるようになります。

 今日の授業でも、学習に取り組む一人一人の「よさ」を見出そうと個別支援に取り組む教師の姿が見られました。さらに、複数の教員で支援する授業が数多く展開されていました。

 教育実習四日目となった実習生も、参観者ではなくT2として支援・指導にあたり活躍してくれています。

1・2年校外学習

 10月1日に1・2年生が校外学習に行きました。奥日立きららの里での体験活動です。

 ウマやヒツジとふれあいながら、生き物への関心と愛着を深めることができました。命の尊さや温かさを感じる機会となりました。駄菓子売り場では、200円のお小遣いを大切に、計画的にお金を使うことができました。

 集団での行動の中で、友達を気遣ったり、後輩を温かく支援したりすることができた山部っ子でした。

緑の少年団活動「サツマイモ・ゴーヤの収穫」

 山部小学校の児童は「緑の少年団活動」に参加しています。

 運動会が終わってすぐの5月29日に苗を植えたサツマイモが収穫を迎えました。1・2年生が手で土を掘り進めながら、やさしく丁寧にサツマイモを取り出しました。その大きさ、収穫量の多さにびっくりしました。

 3・4年生は、5月30日に植えたゴーヤの最後の収穫を行いました。夏の頃に比べてかなり小さいサイズでしたが、愛着をもって育ててきたこともあり、愛おしそうに扱う姿が印象的です。

 山部っ子は、緑を育てる意義を理解しているとともに、体験を通して活動の喜びを実感しています。

クラブ活動

 みんなで仲よく楽しく活動するクラブ活動。児童数の関係で、やまべっ子は4~6年生の全員が同じクラブに所属しています。それぞれの興味や関心が活動に反映できるよう、話し合って年間計画を立てています。

 今日の活動は「ドッチボール」でした。2班に分かれ競い合いました。先輩は力を加減し、みんなで楽しめるよう工夫を凝らしていました。たくさん投げて、たくさん逃げ回って、存分に楽しめたクラブ活動でした。